[ その他雑記 ]
透きとおるような青い空を見ながら私は思った。
「百年後も同じ色なんだろうか」
そしてたった今飛び降りてきたビルの屋上を見上げる。
「あそこから落ちても死なないんだもんな・・・」
あの怪しい男の言っていたことは本当だったらしい。何だか知らないが私はもう死ねない体になってしまったみたいだ。宇宙がなくなってしまったらどうなるんだろう。それ以前に、私の家族は私より先にこの世からいなくなってしまう。私は一瞬でもラッキーとか思ってしまった自分の短絡さを呪った。
「とりあえず学校に行こう」
ああだこうだと考えても仕方ない、とりあえずいつも通り過ごそう。そう思い直した私は駅に向かって一歩踏み出した。
今日帰りの電車の中で見た夢がこんな感じでした。
BGM : beyond the despair(by smirkKid a.k.a kyohei)
2005年6月21日火曜日 21時42分40秒