[ Web関係 ]
ときどきtarget="_blank"をStrict DTDで制作された文書において代替する方法について書かれた記事を見かけます。
個人的にはそれって何か違うよね、って思うわけです。DTDを選択してから文書の性質を決めるのではなく、文書の性質によってDTDを選択すべきです。リンクを新規ウィンドウで開く必要がある場合は、Strict DTDじゃなくてTransitional DTDを採用すればいい。Javascriptで小細工するよりその方がよほどスマート且つクールです。
もちろん、Transitional DTDを採用した場合でも文書構造に乗っ取ったマークアップを心がけるべき。Web標準準拠と採用DTDは無関係ですしね。XHTMLでもHTMLでも、StrictでもTransitionalでもWeb標準に沿ったWebページを制作できます。
どうも最近は「XHTML+CSS=Web標準」みたいな空気が流れていて気持ち悪い。HTML+CSSでもWeb標準だし、CSS使わなくたってWeb標準です。
新規ウィンドウについてはStrict云々というか選択できないUAがヘボちんなので何とも。
UAがヘボいという点に同意。UA側でtarget="_blank"を同一ウィンドウ内(タブではなく)で開くような設定が出来るようにしておくべきだと思う。
私は「新規ウィンドウで開くリンク」を絶対使っちゃいけないとは思っていません。(個人的には全部タブで開くようにブラウザ側で設定しているからどうでもいい) お客さんの要望とかその他もろもろの理由で新規ウィンドウで開かざるを得ないことも多々あると思います。ただ、そのときにわざわざStrict DTDを採用する意味が分からない、って思っただけ。
2007年9月26日水曜日 21時03分21秒